鳥羽水族館には、ジュゴンだけでなく、他では見られない様々な生き物が展示されています。
アメリカビーバーはダム建設をする生き物だそうで、水槽の中でもくもくと枝を運んでいる姿が見られました。何だかとても健気に見えて、「アメリカビーバーすげー」と単純に感動しました。
クリオネもいました！
こんなにかわいらしいのに、捕食する姿は悪魔的という噂です。
あざとかわいいラッコちゃんも。ラッコを見られる水族館も減りましたが、動物保護の観点からすると日本の展示も変わっていく必要がある、と池上彰さんのＴＶでやってました。その通りだと思います。
水族館から駅へ移動中、虹が出ていました！なにげなくこういう風景に出会えるのも、旅の醍醐味ですよね～
宿泊先の大阪まで移動して、夕食です。
結構歩き回って体力を消耗したため、焼き肉をチョイスしました！
リーズナブルな一人焼き肉のお店があり、大阪ってグルメな街なんだなと実感。「焼き肉ラ〇ク」は安いけど狭いし味も量も正直イマイチですが、こちらのお店は千円くらいで割とおいしい焼き肉が食べられました。「ひとり焼肉 一（いち）」というお店。関東にも出店してほしいです。大阪は都心部も家賃ほどほどらしいし、住みやすそう。いつか住みたいです。
3日目は5時起きで、6時前にホテルを出発。3日目中に帰省先へ到着できるよう、とにかく西へ西へ移動しまくりました。
瀬戸内の車窓から。
「多島美」を堪能。（全体的に写真がお粗末でごめんなさい。）
ひたすら電車に乗り続けた日でしたが、まったく退屈しませんでした。新幹線と違って窓から見える風景をゆっくり眺めることができ、乗り継いでいく電車の違いも面白い。（ちなみに一番古そうな車両は、門司、下関あたりの列車でした。）停車駅が歴史で出てきたとか、行ったことがあるとか、知り合いがこの辺り出身だったか？とか、面白い名前だなとか、楽しみ方は無限大です。もちろん、疲れたら寝てればいい。「18切符の旅サイコー！」と心の中で連呼していました。
岡山駅で購入した、とりめし弁当。
今回の旅で、青春18きっぷは大人こそ使うべきと言われる理由がよくわかりました。若かりしころは、風景の美しさやちょっとした旅情を味わうことが全然できませんでした。しかし、30を過ぎたあたりから、当たり前だと思っていた自然の風景がとても美しく、心を穏やかにしてくれるものであるということを、少しずつ感じられるようになってきたからです。
一見どこにでもありそうな町並みにも、よく見ると変な看板があったり、他の場所にはない乗り物があったり、そこにしかない魅力が隠れています。また、これまでの記憶や経験が、旅の味わいをより深いものにしてくれるようにも感じます。
また時間が許せば、青春18きっぷを使って鈍行旅をしたいものです。
今回の交通費・宿泊費合計 10,996円
（内訳）
・青春18きっぷ 2,410円×3枚＝7,230円
・ホテル代 （名古屋）3,434円＋（大阪）3,321円 ＝ 3,766円
