なぜか最近、三重県出身の方に遭遇することが多くて不思議です。
去年の夏、お伊勢参りをして以来のような…
これがお伊勢さんの持つパワーなのでしょうか!
宿泊した名古屋駅から伊勢市駅へ移動し、外宮から内宮の順で巡りました。
広々とした参道、木洩れ日がキラキラして俗世間で穢れた心が清められていくようです。
内宮へはバスで向かいました。外宮よりさらに人が集まっている印象です。
正宮へ向かいます。こちらではお賽銭NG、お願いもNGで、感謝の気持ちだけを述べるのがルールだそうです。
歴史ある聖域のパワーのようなものを、そこはかとなく感じながら、御朱印をいただき内宮を後にしました。
すっかりお昼になり、休憩がてらランチをとります。
有名なおかげ横丁は身動きできないほど混んでいたので、外宮の参道にあったお店で冷やしうどんをいただきました。
冷やしでもうどんはお伊勢うどんで、もちもちとした独特の食感が新鮮でおいしかったです!つけだれは甘めの味噌テイストで、おとなり名古屋の影響かな?と勝手に解釈しました。味噌カツの味噌ほどは甘くなく、麺と合っていて食べやすかったです。
腹ごしらえを済ませ、さらに南へ向かいます。
目指すは鳥羽水族館。なんと、日本で唯一、ジュゴンがいる水族館です!
幼いころから渋め好みだった筆者は、「人魚姫」の童話がお気に入りでした。ジュゴンが人魚のモデルだと何かの漫画で知ったときから、ジュゴンへ憧れのような気持ちを抱いてきた気がします。
鳥羽水族館には1200種類もの生き物が飼育されているそうです。中は人だらけでしたが、とにかく広い!ここは、三重県のディズニーランドだ、とすぐに悟りました。
宿を大阪で予約しており時間も限られているため、一つ一つをじっくり見て回りたい気持ちをなだめながら急ぎ足でジュゴンを探します。
タカアシガニだ!
これは…
スナメリの親子。子供がお母さんのお乳を飲んでいる様子も見られました。
そしてとうとう!
念願のジュゴン!
海藻に顔をうずめている後ろ姿は、人魚の下半身そのものって感じですね。のんびり穏やかな表情がかわいらしい。水槽の前は大混雑で、その人気ぶりが窺えました。
あの切ないアンデルセン童話「人魚姫」。ディズニーの「リトル・マーメイド」は見ていないのですが。人魚にあこがれる気持ちは皆同じなのかと思うと、何だかうれしい気持ちになれるのでした。