あのジブリの「もののけ姫」のモデルになったとも言われる屋久島。
九州最高峰の宮之浦岳を始めとする険しい山々が存在し、島全体の高低差が約２０００ｍ程もあり、雨がたくさん降る気候のため豊かな自然が育まれています。
樹齢２０００年以上の縄文杉で日本で最初に世界遺産となった島は、世界中の人々を魅了し続けているのです。
私は６年ほど前に一度屋久島を訪れました。
きっかけはＪＡＬのマイル！
ＪＡＬのマイルを日頃のお買い物だけで貯めていて、ある程度貯まってきたなと感じていたある日。
ＪＡＬからのメールで知った有効期限が近付いているマイル。。。
え、かなり消えていくやん。。！３００マイルづつ位、毎月期限がやってくるというお知らせ。
これは使わねば！！！！
今のマイルでどこに行けるのかな～？
まず海外に行きたいけど。。韓国位しか行けないよね。。。韓国だったらお得感少ないなぁ
それなら国内で面白いとこないかな？と見てみると、
屋久島の名前が。
え、屋久島行けるん？？
なんかかなりお得な気がする。。。
いつからか、一度は行ってみたいと思っていた屋久島。
そのきっかけをくれたのは、なんとマイルのお得感なのでした。
月末月初の多忙時に有給を取り、無理矢理行った屋久島。
２泊３日で２日目に縄文杉登山の予定でした。
しかし、初日飛ぶはずの飛行機は屋久島上空の霧のため欠航に( ；∀；)
やむなく１泊２日に変更。
縄文杉登山は丸１日かかるため、断念せざるをえませんでした。
短い時間でもヤクスギランド、ウミガメの産卵、白谷雲水峡を満喫した旅。
そのときもここでは語りつくせない程、色んな想定外のことがありました。
そして何か心が洗われるような感覚があり、いつか縄文杉登山をしにまた来たいと思いました。
その思いを、先日とうとう果たすことができたのです！！
思えば、ドケチの私が縄文杉登山のために、２万もするごついgoatexの登山靴を購入したのでした。
登山なんてそれまで自分でしたこともなかったのに。
あれから早６年。その間縄文杉登山に備えて近隣の山へ練習で登ってみたり、屋久島から帰ってきてからも一時期登山にはまってあちこち登ったりしました。
理由はせっかく買った高い登山靴、使わないともったいないから笑。
全ては屋久島がきっかけ。そう考えると屋久島の持つ影響力をひしひしと感じます。
大本命の縄文杉登山に関して、色んな情報を見聞きしてきました。
最初に屋久島に行く前に聞いていた情報では、２２キロ、９時間程歩き続ける道のりはかなりきつい。
雨が多いから防水対策も含めて相当な準備が必要だ。というもの。
前回、私と一緒に行くはずだった兄は高速船だったため無事予定通り現地へ到着し、縄文杉登山を体験したのですが、その兄曰く、全然大したことなかった。近くを歩いていた人は普通のスニーカーで普段着で登っていた。とのこと。
えー、そうなの？？
最近縄文杉登山に行ったという同僚も、きつかったなんて一言も言わなかった。
ネット検索してみても、単調なトロッコ道が退屈に思えるかも、なんて記事が散見され、縄文杉登山ではなく、縄文杉「トレッキング」と記載されたりしている。
これは、大したことなさそう！！
こうして私は完全に縄文杉登山をただのトレッキングだとなめくさり、
悲劇が幕を開けたのです。
続く
