福岡の相島と並び称される猫島、北九州の藍島と馬島へ、初めて行ってきました。
一言で猫島と言っても、島によって雰囲気も勝手も全然違いました。
写真もたくさん撮ってきたので、その魅力を少しでも感じて頂ければと思います。
【行き方】
JR小倉駅から徒歩8分程のところに渡船場があります。
標示と動く歩道があるのでわかりやすいです。
その渡船場から、フェリー「こくら丸」で35分程で着きます。
思っていた以上にアクセスがよくて、びっくり。
ただ気を付けないと、フェリーは小倉発が1日3便しかないです。
朝一の便に乗れば、ゆっくり見て回ることができます。
フェリーの時間は季節によって変わるので、事前に十分確認して計画しましょう!
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【藍島の魅力】
とにかく猫が人懐こい!
ここの猫は、みんな避妊去勢手術を受けた地域猫、さくら猫です。
手術したのがわかるよう、片耳が桜の花びらのようにV字にカットされています。
それぞれが一代限りの命として大事にされているためか、人懐こさが半端ない。
人への警戒心がほぼゼロで、盛大に甘えてきます。
ぎゅっと抱きしめたくなるくらいかわいい!
あと、道で待ち構えてる「おいでませ」感がかわいいです。
「にゃー」と向こうから話しかけてきたり。
一瞬、猫がお祭りの出店や商店街の売り子さんかのような錯覚を覚えます。
人と猫の距離がとても近いのがいいですよ。
猫にあまり慣れていない人でも楽しめそうですね^^
島がコンパクトでまわりやすい
島が小さいので、歩くだけなら港の反対側まで行っても、2時間もあれば十分です。
さらにのんびりするなら、港近くのわいわいビーチで時間を過ごしたり、売店の椅子でビールを飲んだりしてもいいかもです♬
のどかな雰囲気
海沿いエリアと内陸部エリアそれぞれに猫がいて、のびのびと暮らしている感じ。
当り前に猫がいて、住民と適度な距離感を保っているような。
さくら猫でみんな大人の猫というのも、そののんびり感に拍車をかけています。
海がきれい
千畳敷という海岸。透明度高い!
潮が引くと、向こうの貝島、姫島にも渡れるらしいです。
スナメリがいるという灯台も!
潮を読んでから行くと、より楽しめると思います。
帰り道、地元の方がウニの中身を出す作業してました。
やっぱりウニとれるんですね~^^
【馬島の魅力】
猫があくびをする島^^
お隣の馬島にも猫がたくさんいるという情報をキャッチ。
しかし最近痛ましい事件が。。
刺激したら悪いと思いながら、どんなところで、なぜそんなことが起きてしまったんだろう?と気になってしまいます。
かなり迷ったけれど、実際に行ってみて感じたいと思い立ち寄りました。
馬島は事前情報の通り、トイレも売店も何もない、本当に人が住んでいるだけの島。
港に自販機が一つあったのは、せめてもの救いでした。
確かにフェリーの不便ささえ気にしなければ、片道約30分、420円で街に行けるなあ。
島に降りたのは、私、郵便局の集荷の人、島内放送の整備の人の3人だけ。
平日だしね。。
小倉行のフェリーまで2時間。さあ色んな猫と戯れるぞ、と意気込みます。
港周辺にはあちこちに猫猫猫。
猫密度は、はるかに藍島を超えている。。
馬島の猫もみんな、さくら猫でした。
猫のお顔がちょっと横長で特徴的。そういう種類の猫から繁殖したんやな。
これでも減ったらしいので、元はかなり多かったんだろうと推察。
どの子も人懐こくて相当リラックスして、ちょっとおなかがぽんぽこしています。
たくさん食べて寝て、自由に遊んでるんですにゃ~
リラックスのあまりにあくびの連続。
藍島に輪をかけてのどかで平和な雰囲気。
こんな島であんな事件があったのか。。
島民の方々の中には、猫にいい思いを抱けない人もいるのかもしれない。
もし自分が猫好きじゃなかったら、猫も猫を見に来る人々も迷惑で仕方ないのかな。
道らしき道すらほとんどなく、猫もお昼寝タイムで、1時間程持て余してしまいました。
港にあるベンチでぼんやりしていると。。
何か来た(´・ω・`)
時が止まったかのような島の時間。
この写真の中に猫は何匹いるでしょう?
正解は、、、
なんと、6匹です!!
あまり動き回れないけど、ゆったりと猫たちと戯れたい。一緒にいるだけで満足。
そんな方にはぴったりの島。
悲しい事件がもう起きないでほしい。
恐ろしい手段ではなく、話し合いによって歩み寄るなど平和的な手段をとっていただきたい。
大切な命なのだから。猫ちゃんたちに救われる人がたくさんいるのだから。
帰りは小倉でプチ観光。懐かしい小倉。
小倉城の外観を楽しみ、
室町のこのいい感じの橋を渡り、(写真撮れてなかった( ;∀;))
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小倉名物の
・揚子江の肉まん
・シロヤのオムレットとサニーパン
をお土産にして小倉を後にしました。