猫ってフォルムがきれいで、どんな仕草もかわいらしい。
存在が芸術だなっていつも思っちゃいます。
そんな猫にも、「わぉっ」と軽く引く一面があります。
それが嘔吐。
猫は、よく吐き戻す動物と言われています。
中には病気であることもありますが、
「毛玉」や「食べたもの」を吐くのは正常な嘔吐の範疇。
嘔吐物を観察して判断しましょう。
生理現象とはいえ、嘔吐物を処理するのはなるべく減らしたいな、、
吐くの結構辛そうだし。
そんな思いで実家猫の嘔吐対策をし、効果があったのでお伝えしてみます。
その1.「毛玉」編
私の実家には17歳の高齢猫がおり、
若干長毛タイプのためか、昔から毛玉を吐く習性がありました。
少し舌をぺちゃぺちゃし始めたな、、と感じた次の瞬間
体全体で嗚咽し始め、それが数回続いた後、嘔吐します。
初めて見た時はホラーでした。
慣れたら、「あ~また間に合わない」という感じですが。。
(まれに、床に落ちる前にティッシュでレシーブできることがあります)
このゲボ(我が家では嘔吐を「ゲボ」と呼んでいます)については、
・なるべく毎日ブラッシングする
・撫でているときに毛を手で取ってあげる
こうしたことで、猫自らがグルーミングする量を減らすと、かなり軽減できます。
特に季節の変わり目は念入りにしてあげると、猫さまもご機嫌ですね。
逆にちょっとサボり気味になると、容赦なく吐くのでわかりやすいです。
毛玉ケア用のフードもあるので活用してみてもいいかも。
その2.「カリカリ」編
少し前のことですが、ゲボに異変が起きました。
それまではゲボは毛玉のみだったのに、
食べたばかりのフードを戻すようになったのです。
「がつがつ食べ過ぎなんじゃないの?もっとゆっくり食べなさいよ~」
という母の言葉は届いているのかいないのか、
高齢猫用のフードでも容赦なく吐く猫。
どうしたら、、?と思いネットサーフィンしていると、
「足つきフードボウル」なるものを発見。
なるほど、低いところのものは呑み込めなくて吐いちゃってたってことか。
高さのあるボウルにすれば、負担なく食べられるんやね。
よし、これを導入しよう!
こうして、たちまちフードを戻すことはほぼ0に!おお~!!!
一安心したその矢先に。。。
その3.「水」編
猫さまは、実家の私の部屋で一日の半分以上を過ごしています。
私が実家にいるときは、夜寝るとき必ずとなりに来て一緒に寝ます。
そして、朝の4~5時位になると、体の上に乗ったり顔をなめたりと
様々な手段を使って私を起こし、エサ場へ誘導します。
ある日の朝。
(私の心の声)「重いな~、また体の上にのってるな~、うざかわいいな~」
舌をぺちゃぺちゃする音。
あれ?おや?と思った次の瞬間、げこっげこっっと嗚咽の音が。
うわ~!布団の上で~!
も~なんで~?と処理していると、吐いているのは水?胃液?固形物はほとんどない。
これは、、、もしや水も高さがあった方がいいのかな?
そこで思い出したのが、いつも見てる某youtuberの方の動画。
その中で電動のウォーターファウンテンが紹介されており、
あれなら高さも十分にあるし、フィルターがあっていつも新鮮な水を提供できる。
水を換える手間も省けて一石二鳥では?
よし、導入決定!
届いて組み立てて、さあスイッチオン!
ブーーーーーーーーーーーー
結構音がするなあ。。でもきっと飲んでくれるはず。。!
そう信じて、でも最初は一応これまでの水入れと併用。
あ、近づいた!においをかいでいる!
飲むかな、、?って飲まんのか~い!
ということが1ケ月程続き、その間1度か2度ほど飲んで見せたのですが、
すぐにいつものに逆戻り。
あ~せっかく買ったのに飲んでくれん。。と落ち込んでいました。
そしてある日、実家に帰ると嬉しそうな母。
「猫、(ウォーターファウンテンから)水飲むようになったよ!!」
え、ほんとに??
わ~!!よかった~、思いが通じたよ~^^
そんなこんなで、猫さまが吐くことは、かな~り減りました。
体悪いところも特に見当たらないので、
このまま25歳くらいまで長生きして、猫又にでもなってほしいものです。